2018年9月14日金曜日

年一のメンテナンスのお客様

昨日は、一年ぶりに埼玉のお客様からのご予約いただきました。

出張の時期は不定期なのですが昨年も夏にお会いしています。

(昨年は、新居浜宿泊にもかかわらず車をとばしてきて下さり感激しました)

年月を経てもこうして、覚えてご予約下さることにはホントに嬉しくて

ありがたく感謝しています。

さて、一年ぶりですが変わらずお元気そうでホッとしたのもつかの間、

体の方は、あらあらこんなに硬かったでしたっけ?

というくらいのカチカチ具合でほぐし甲斐のあるお体で来てくださいました~(笑)

指をたくさん使うお仕事のようで

手の手根部分からすでにコリがあり

手の施術にはかなり時間を割きました。

私も手を使うので疲れどころはわかるのですが、

触れるところはどこも硬くて日頃のお疲れがいかほどかがうかがい知れます。

自覚としては肩こりが強く感じられてる様子でしたが、

指からくる腕の疲れは私よりも硬いコリでありました。

指の動きというのは繊細ですから、細い筋肉で小さな動きにも耐えられるように

出来ていますが、指の筋肉が疲れてしまうと代わりに腕の筋肉が役目を担おうと頑張ります。

しかし、太い筋肉は繊細な動きまでは対応できずすぐ疲れてしまい連動している肩の筋肉にヘルプを求めます。

そうして、肩こりへとつながっていくんですね。

つまり、こんな場合は指の筋肉からまずほぐしてやらないとなかなか疲れが取れなかったりするんです。

こういった指を使う方には、手をブラブラさせたりグーパー運動やストレッチで

コリを緩和するのがおススメです。

指の疲れは、確かに自覚しにくい部位なので、気が付いた時にはすでに炎症で痛みが出たり

急にしびれで上手く動かせなくなってしまいます。

痛みやしびれが出たら、もう動かない方がいいので、そうなる前にマメなメンテナンスがずっと無理なく動かせるコツになりますね。

いらしたお客様は痛みやしびれはまだないようでしたので、しっかり関連部位はほぐしていきました。

翌日は、体が楽になったようですのでやはりかなりの疲れはあったようです。

疲れた体が少しでも楽になったと言われると

その一言で今までの疲れがふっとびますね。

その言葉の聞きたいがために一生懸命やらせてもらったので、この時の達成感は何ともいえないものがあります。

いつまでも元気でお仕事していただきたいので、少しでも役に立っていると思うと嬉しいんですよね。そんな思いを抱きながらいつも施術させてもらっています。

はるばるご遠方からのご来店誠にありがとうございました。







2018年9月7日金曜日

自分の姿勢を分析してコリ対策をしよう

例えばしつこい肩こり。

肩こりと言っても実際は、肩以外の所が疲れてることがよくあります。

肩こりという字ずらからつい肩が凝っていると思いがちですが、実は違います。

案外肩から遠く離れたところがコリの原因だったりして、驚いたことがあります。

さて、下記の写真は母のものです。

母も肩こりと腰痛持ちでなかなか治りません。

常々、姿勢が良くないことは指摘していますが、

あまり自覚がないため改善へとつながらないようです。

そこで携帯で普段の姿勢を撮ってみました。





写真ではわかりずらいかもしれませんが、真っ直ぐなものと比較するため、

肩からメジャーをぶら下げています。

本来は、この白いメジャーの線に合わせて、耳の穴、肩峰(鎖骨の先)、大転子(骨盤のぐりぐり)、踵骨(くるぶし)の点をつなぐと真っ直ぐなってるのが理想の姿勢です。

それを基準にしてみてみると、まず、背中が丸くなっていて結構な猫背です。

その反動で首が前で出てしまっています。

そうなると自然に体は前のめりになるので、肩も前の方へでます。

そのせいで肩にぶら下がっている腕はロックがかかって

自然と腕が曲がっています。

そして猫背の影響で骨盤がしっかり立たずお尻が下がって骨盤後傾となり

腰のカーブが少なくなってます。

猫背で骨盤後傾の影響を受けて、膝が常に折れて曲がって立つようになってます。

最期に、膝が常に折れて前へ出るので体がバランスを取ろうとしてかかとのくるぶしは

後ろに位置しています。


(このイラスト状態と似ています)





こうして見るとかなり問題アリですね。

腰が悪くなるのもうなずけます。

どうやら長年の姿勢と支える筋力の低下から肩こりと腰痛がひどくなってきたようです。

まずは猫背の姿勢をやめない限り腰痛とおさらば出来ないですね。

コツは、土台となる骨盤をしっかり立ててその上に上体を乗せる意識をすることなので、

背中が丸くならないよう椅子に背当てクッションを使うのがおススメです。

(※背当てクッションはダイソーなどで100円で売ってます。)

椅子に深く座ってこのクッションを背中に当てると自然に骨盤が立って背中が伸びますよ~。

背中が伸びると胸が必然的にグッと張るようになるので前のめりになってた

肩と首もバランスとるため自然に後ろに位置するようになるはずです。

本来は、その方が体は楽なんですよね~。

でも、長年の習慣から体が慣れてしまっていてそっちの方が楽に感じてしまうから抵抗があるんです。

体が無意識になれるまで約3か月かかると言われていますから、

体に定着するまでやってもらえたらおそらく肩こりと腰痛減ると思います。

こうして考えると姿勢って大事なもんなんだなって思いますよね。

一つの動きが全体へと影響するんですから、ちょっとした小さなクセや姿勢も体の疲れに影響してるってことです。

ただ、そのクセが自覚しにくいのが改善に結びつかない原因にもなっていると思いますので、

たまには、こんな感じで自分の姿勢チェックしてみてください。

色々な発見があると思いますので、ぜひお試しください。








2018年7月23日月曜日

熱中症の初期症状にご注意

今年は記録的な暑さで熱中症になってしまう人も多いようです。

自分で気づかない内にいつのまにか熱中症になっているパターンもあるため、

予防には自分でこまめに水分補給や安全な環境を確保することが必要になります。

今回は、熱中症に関する情報をご紹介したいと思います。

ちなみに、環境省HPと日本赤十字社のHPで熱中症情報を参考にしています。



熱中症とは

高温や高湿の環境で発生する熱障害のことを言うそうで、体温を調節して熱を体外放出する調節機能が上手く働かず、熱が身体の中に残ってしまう状態のことをさします。

普通であれば、暑いと体が感じればそれを察知して汗を出したり皮膚の温度を上げて体温を体の外へ出そうとしますが、

何らかの原因によりその調整が出来なくなって具合が悪くなってしまいます。





原因は様々で多くありますが、



(体温が上がりやすい要因)

↓

気温が高い

湿度が高い

風が弱い

日差しが強い

締め切った屋内(車内)

エアコンのない部屋

激しい運動

長時間の屋外作業

水分補給が出来ない状態



体温を上げることになるこういった環境に身をおいていることがまず原因の一つにあげられており、

さらに



(体温上がった時に体温調整機能が働かない要因)

↓

脱水状態

寝不足などの体調不良

高齢者・乳幼児・肥満体型

低栄養状態

糖尿病などの病気あり



こういった体の状態により体温調節が出来くなっている場合に熱中症にかかりやすくなります。

人は、汗をかいて皮膚から気化熱を奪うことで体を冷やすようになっています。

気温が高い、風がない、体内に水分が足らないと汗が出にくくなります。

汗が出ないと熱が放出されないため、体温が上がりつづけ熱中症になってしまうのです。



なので、涼しい場所に移動したり、水分補給をこまめにとったり、体調が悪い時は無理して動かないなど、

要因になりそうな環境と体の状態をよく見て対応していくことが予防の第一歩になります。



ところで、人は気温だけでなく湿度や風・日射や暖められた道路から出す熱などからも暑さを感じるようになっていて、

同じ気温でも日陰の方が涼しく感じのはこのためだそうです。

特に照り付けられた道路のアスファルトは、黒くて熱を吸収しやすいため60℃以上になることもあり、

このため例え30℃の気温でも体感として40℃ぐらいに感じてしまうので

昼間の外出や散歩は、乳幼児や高齢者、ペットには危険な行為になるので気をつけた方が良いですね。



また、風の影響も結構あります。

暑い部屋の中、扇風機が止まった途端に暑さが増して汗が出始めたことがありませんか?

風速が秒速 1m から 0.5m になると、体感温度にして約 1℃上昇してしまうそうですよ。

そして、普段はあまり意識してないと思いますが実は人の体の周りには空気の層があります。

その空気の層は体温で暖まっているため、風のおかげでまとわりついてる空気の層が吹き飛ばされると

涼しく感じるようになるんです。

なので、濡れた服で風に吹かれると体感温度は下がりやすくなります。





さらに熱中症になると熱痙攣、熱疲労、熱射病の症状が出ます。

で、さらに細かく説明すると



熱痙攣とは

筋肉痙攣、こむら返り(足のつり)など手足の痙攣などの症状をさします。

汗をかくことにより体から汗とともに必要な塩分(ナトリウムなど)も失われることにより

筋肉の伝達が上手くいかなくなり痙攣が生じるようになります。

吐き気や腹痛なども伴うことがあります。

1リットルの水に9gの食塩を入れた食塩水を摂取すると良いそうです。



熱疲労とは

めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状をさします。

一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあるそうです。

めまいは、暑くなると血管が拡張して血圧が下がってしまうため、脳への血流が瞬間的に行き渡らなくなって出る症状です。

この熱疲労の代表的な症状の頭痛、吐き気、倦怠感は、大量の汗をかくことによる脱水症状です。

汗をかくと水分とともに塩分、ミネラル分などが失われます。

この塩分、ミネラル分が減少するとめまい、吐き気、足のつりなど初期症状が表れるのですが、

この時、水分補給するのはいいのですが、普通のお水を飲んでしまうと

体の中の塩分濃度が薄まってしまうため、

(体が元の塩分濃度に保とうとするため)頻繁に排尿が起こるそうです。

塩分とらず水分のみとると、水分排出が始まるので

よけいに脱水が進むんですね。

頻尿は、脱水症状、熱中症の初期症状ということになります。

自分で喉が渇いた気づいた時点では、すでに水分が不足してる状態と考えて、

こまめに水分摂取することが大事です。

食塩水・経口補水液・スポーツドリンクがおすすめです。



熱射病とは

体温上昇(40℃以上)、眠気、発汗の停止、痙攣、意識障害、興奮、錯乱、などの症状をさします。

手当てが遅れれば死亡することもあるので危険です。

すぐに涼しいところへ移動して、意識障害の症状が出ていたら救急車が必要です。



これらの状態によって対応も違ってきます。

意識がなければ→迷わず救急車を呼ぶ

意識があっても自力で水分摂取できないなら→病院で診てもらう。

意識があり自分で水分摂取できそうなら→

涼しいところへ移動して水分塩分補給。

服も脱がせて熱を逃したり、氷嚢などで体を(首、脇下、太もも付け根)冷やして安静にして様子をみます。

体勢は本人が楽な姿勢でよいですが、顔色が悪かったり脈が弱いようだったら足を高くしておく。

(但し、これらをしてよくならなければ病院へ)



※気温が低く、湿度が高い場合は、体温が低くても同様の症状が見られる場合がありますので、

体温以外で似た症状があれば、熱中症を疑ってみたほうが良いようです。



熱中症は、短時間でみるみる内に状態が変化していって命の危険に及ぶこともありますから、

この時期は十分気をつけて、早めに気づいて早めに対応するのが大事です。

体の変化を見逃さずに積極的に予防に努めていってくださいね。

2018年7月4日水曜日

原因は意外なところなのかも、その疲れはどこから?

体の不調は、一体どこから来るのか。

例えば、肩こり。

これは、単に肩が疲れてるだけじゃないことが多いんです。

肩が凝ってるからといって肩だけを一生懸命ほぐしてもなかなかコリがとれなったり。

実は、肩が原因じゃないことがあります。

原因はさまざま。

姿勢のゆがみやクセ、運動不足による筋肉の低下、メンタルストレス、内臓の不調、環境による適応障害、気候の変化、遺伝要素やスポーツ歴

と、本当にたくさん考えられます。


症状が一向に治まらない場合は原因はそこじゃないかもしれませんよ。

さらに、筋肉に関連している場合の肩こりでいうと

首の姿勢、手の使い過ぎ、猫背、腰痛、筋力低下など

こちらも様々な原因があげられます。

例えば手の使い過ぎによる肩こりの場合は、

パソコンをよく使ったりすると長時間による指の細かな動きで

まず指が疲れます。疲れてくると筋肉が硬くなり動きが悪くなるので

そうすると肘から下の筋肉が指の筋肉の代わりに動こうとします。

硬くなった筋肉は衝撃に弱くなるので、かかる負荷や振動も吸収できるその周辺の筋肉に負担がかかっていきます。

そこが疲れて硬くなってくると

今度は肘から上の腕の筋肉(上腕二頭筋、上腕三頭筋等)がフォロー側に回ります。

そうやって、腕全体の筋肉が疲れると肩の筋肉にも必要以上の負荷がかかって

筋肉が硬くなり肩こりの症状が出るようになります。

と、そんな風に下位の筋肉から上位の筋肉へと筋肉疲労負担が移っていくのです。

最初は、指の疲れから来るものですが上位の筋肉は指のような細かく繊細な動きが出来ません。

そうすると疲れやすくてすぐ上の筋肉に負荷がかかるようになって

だんだん上の方やその周辺の筋肉へとコリが広がっていきます。

ちなみにどちらかというと肩が単体で凝っていることの方が珍しく、

多くは肩以外に複数に渡っての根本原因があることの方が多いのです。



今度はストレスによる肩こりを考えてみます。

ストレスがかかると人間は交感神経が優位になって、ストレスに対応しようとします。

交感神経優位になるとどうなるかというと、筋肉が緊張して心拍数が上がります。

呼吸も浅くて早くなり、胃酸の分泌が適正量が出ず、多すぎるようになります。

結果、内臓機能も低下するようになって気分も興奮気味になります。

内臓機能が低下すると他の筋肉や皮膚も影響して周辺の筋肉も硬くなりやすくなります。

内臓が悪く呼吸が浅いので胸が張れず肩が前の方へ出て姿勢が猫背気味に・・・、顎も前へ出やすくなり負担が肩にかかって肩こりになることもあります。



また、例えば腰痛の時でも肩が原因の場合、足が原因の場合、はたまた首が原因の場合もあります。

医学用語でもロングトラクトサインという体の離れたところに痛みのサインが出る現象を指す言葉があり、痛みのある場所だけを見ないで原因を探っていくこともごく通常のことなのです。

ですので、コリや痛みや疲れが一体どこからきているものなのかが、

早期改善につながる鍵なんですね。

意外なところが原因かもしれませんから、ちょっとした体の変化を見過ごさないように

日頃から気を付けて観察しておくのも大事なことなのかなと思っています。






2018年6月6日水曜日

角質ができる足裏の正体

皆様の足裏はツルツルのピカピカですか?

恥ずかしながら私の足裏はかかと辺りがいつも角質が硬くなってしまいます。

角質が出来るのはその場所に負荷がかかっているため、これ以上刺激を受けないように皮を厚くしてそこの部分を守ろうとするため、出来るものと考えられています。

つまり、角質の出来る部分は姿勢や体の動きで負担のかかっている場所を示してくれているということになります。

また、場所によっては体の器官に対応する反射区が弱っているということも考えられます。

具体的には

足指の第2趾~第5趾の先端→

副鼻腔の反射区のためここに角質が出来ている時は副鼻腔の粘膜が弱いことが多いです。アレルギー性鼻炎や花粉症でお悩みの方に多くみられます。



第4趾~第5趾の下辺り→

肩の反射区のため肩こりのある場合にみられます。



第1趾と第2趾の間→

足の甲の筋肉が弱まっている可能性があります。また、浮き指になっていることもあります。



親指の下→

ストレスが多い

親指付け根→

後頭部の反射区で首が凝っている方に多いです。また、指が地面についてないうき指の可能性もあります。





かかと内側→

子宮や月経困難などのトラブルが考えられます。



かかと全体→

月経トラブル、冷え性、便秘、むくみなどがあります。


足裏の角質が硬くなるというのは、体の防衛反応の表れですから、

体のバランスが悪くなってたり、姿勢が悪かったり、足にトラブルがあったり、靴があってなかったり、

何らかの理由があると思いますので、角質が出来ていないか時々チェックして体の状態をみてあげるといいですね。

2018年5月31日木曜日

いつまでも取れないその疲労ってもしかして副腎疲労?!




何かはっきりとした原因がないのだけれど、ずっと調子が悪い。

一見、うつ病の症状と似てるけどうつ病の薬を処方してもらっても良くならず、ずっと疲労感がある状態が続く。

そんな場合は、自律神経の調子が悪いのではなく副腎が疲れているせいかもしれません。






腎臓の上に乗っかっている小さいのが副腎


副腎は、左右の腎臓の上にちょこんとのっかってる小さな臓器ですが、50種類以上のホルモンを分泌する重要な臓器で生命の維持にはないと困るものです。

特にストレス時に非常に活躍してくれる臓器でコルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの有名なホルモンが分泌されるところでもあります。



ただ、副腎は独自で動いているわけではなく、原則は複数のホルモンが互いに分泌量などのバランスをとりあちこちの器官とやりとりをしながら生命維持するための活動をしています。



そのため、副腎が疲労すると50種類以上のホルモンが適量な分泌量で機能することが出来なくなります。

そうなると、本来バランスをとりながら丁度良い適量のホルモン分泌を出そうとする副腎が疲れてしまって本来を動きが出来ず体の不調が現れるようになってしまいます。



また副腎は人間が生きていくためにとても大事な臓器ですが、結構ギリギリまで頑張ってしまうらしく、たとえ疲労度が高くなってても自覚症状があらわれにくく無言の臓器とも言われています。



副腎が疲労してしまった際の特徴は、

朝起きられないほどの慢性的な疲労感や

うつ症状、

不眠症鼻炎、

花粉症、

気管支ぜんそく、

性欲低下、

更年期障害、

糖尿病、

高血圧など様々な症状があらわれます。

症状が非常にうつ病と似ていますが、あらゆる検査結果の数値が正常値であり、うつ病の処方も効き目がないとされています。

過剰ストレスが原因でありますが、メンタルな問題ではなく肉体の問題としても考えていく必要があるそうです。

そして、その副腎が疲労してしまう代表的な原因の一つにストレスによるコルチゾールの過剰分泌があげられています。





コルチゾールは血糖値や血圧をコントロールしてくれるホルモンなんですが、炎症をおさえたり免疫機能や神経系もあっという間に調整できてさらにストレスにも対応してくれる万能ホルモンです。

しかし、そのホルモンも分泌が過ぎれば身体の不調に陥ります。

いくらストレスに対応してくれるホルモンと言ってもそのストレスをずっと受け続けると

ホルモンもずっと分泌が止まろうとしてくれません。

コルチゾールが過剰分泌するとどんなことが起こるかというと、

分泌のしすぎで副腎が疲れて動けなくなって、結果、コルチゾールを分泌できなくなってしまい

朝起きられなくなります。





コルチゾールは1日の内分泌量が変動しています。

朝4~6時から多くなり始め、8時でピークになります。

朝というのは人間の身体には他のホルモン分泌や

神経伝達物質の放出するため多くのコルチゾールが必要な時間帯です。

しかし、疲労しているとコルチゾールの分泌する動きが足りず朝起きるのが困難になります。

夜は朝ほどコルチゾール分泌が必要じゃない時間帯なので元気が戻ったように見えます。

が、実はそうではなく、夜になると通常は分泌が少なくて良いので単に健康な人と差がわかりにくくなり一見大丈夫そう(症状が安定したように)に見えるだけなのです。

しかもその元気は23時過ぎから始まってしまい2~3時まで元気が続いたりするんですが、

そのおかげで次の朝の分のコルチゾールの貯金がなくなり

再び朝起きられないという悪循環が始まってしまうそうなのです。

また、副腎疲労の人は腸の調子が悪い人が多いです。

そうなるとたんぱく質の吸収も悪くなります。

たんぱく質はアミノ酸に分解されて腸から吸収されるようになっています。

そしてアミノ酸が少ないとアミノ酸を原料にしているセロトニンが作られなくなります。

さらにセロトニンが少ないとメラトニンという目覚めを呼ぶホルモンが作られなくなるため、

それも朝起きられない原因となります。



副腎疲労も少しずつちりが積もっていうようにすこしずつ溜まっていってしかも自覚症状が少ない。

身体の不調が出て場合はすでにかなりのストレスが溜まっていると認識した方が良いですね。

特に下記の第4ステージになると生命の危機にまで及んでしまいますので、体の疲労感は少しの変化でも放置しないで副腎の負荷を減らしてあげてくださいね。

第1ステージ=比較的ストレスも軽く自覚症状がない。
第2ステージ=ストレスが重く副腎が必死にコルチゾールを分泌中
第3ステージ=副腎に疲労がたまり、不調が出始める。
第4ステージ=副腎が機能せず生命の危険



副腎を疲れさせないのにはもちろんストレス解消が大事です。

不眠や運動不足も解消されれば回復に役立ちます。

ここまでは、うつ病改善でも言われていることなのでご存知の方も多いかもしれません。

副腎疲労はストレスホルモンのコルチゾールの分泌改善が回復のキーになるため、

適量分泌するような手助けをしてあげると回復も早まります。



それには、副腎に悪いものを避けて良いものを身体に取り入れてあげましょう。

良いものとは

まずホルモンの原料となる良質のたんぱく質(たとえば魚)

身体によい脂質(例えばオメガ3など不飽和脂肪酸の油)

ビタミンB群(コルチゾールを作るときにビタミンB群画必要です)

ミネラル(マグネシウムは副腎がホルモンを代謝するときに必要です。また副腎疲労時は腸の悪くなりやすくミネラルの吸収が不足しがちです)

塩分(腸による塩分の再吸収が上手に出来てない場合があるので意識的に塩分摂取するのも良いです。また疲れた時ほど塩分が欲しくなり味も美味しく感じます)

グルテンフリー(グルテンは腸の炎症を起こしやすく、また炭水化物は血糖値が急に上がりやすいためその調整にコルチゾールをたくさん必要です)

カゼインフリー(カゼインも腸の炎症を起こしやすいといわれているため乳製品はヨーグルトではなく植物性乳酸菌味噌、納豆、漬物の発酵食品の方が副腎には優しいです)

カフェインフリー(カフェインは副腎を刺激して強制的にコルチゾールを出そうとするためとりすぎは副腎の負担になります)

悪いものは甘いお菓子や添加物類は副腎に負担がかかっているといわれています。



上記の中の食べ物で過剰摂取のもの、または極端に少ないものがあればそれは副腎疲労を進めていく要因になっているかもしれません。

ほどほどの量にとどめておいて副腎の疲労回復に努めてあげてください。





最近は副腎疲労外来というのもあるらしいので、うつ症状だけれども薬も効かず

ずっと不調で困っている場合はそういったところへ行って診てもらうこともお勧めします。





参照/自分で治す副腎疲労/本間良子本間龍介 著/洋泉社



2018年5月23日水曜日

足裏にタコが出来る理由

足裏にタコが出来たことはありませんか?

足裏にタコができるということでズバリ足裏のバランスが良くない状態ということがわかります。

タコというのは、繰り返す摩擦や圧迫などにより角質層が(体の)外側に異常に厚く盛り上がっている状態のことで胼胝(べんち)ともいいます。

(逆に体の内側に入っていくのが魚の目)

人間の角質層は刺激や感染などから守る役目があり、特に足裏は歩行時の衝撃に耐えられるように他の部位より厚くなっています。

タコのできる原因は、窮屈な靴やパンプスを長時間履いていたり、アンバランスな姿勢や歩き方の癖でなっていることが考えられます。

地面を蹴って歩く度に圧迫や衝撃が入り防衛反応でどんどん角質層が厚くなります。

さらに角質層が厚くなると足裏の痛みに鈍くなるので、アンバランスな歩行癖にも気づきにくくなります。

逆に痛みが出ていてもそこを庇う動きになるので、変な歩き癖がつきやすくなります。


人間の健康な足は、土踏まずの周辺に、縦アーチ・横アーチの緩くアーチ型の構造をしていて箇所があります。

このアーチのおかげで、地面を蹴る際の衝撃などを受け止めて分散してくれる役割をしてくれていますが、靴や姿勢の影響で足の形も歪みアーチが崩れてしまいます。(このアーチが崩れると偏平足や開張足になります)

アーチがなく衝撃が上手く分散されないと、そのままダイレクトに足首・膝・股関節・骨盤・腰へ・・・と衝撃がどんどん上へ上へと伝わり筋肉が疲労していってそれぞれにこりや痛みが出るようになります。

縦アーチ(アーチがなくなると偏平足になります)

横アーチ(アーチがなくなると開張足になります)

外反母趾
内反小趾


タコが出来る足というのは、このアーチが崩れているサインにもなりますので、このサインを見逃さずに靴や姿勢の改善・筋肉の強化を検討される方が良いですね。




では、タコの出来る場所からわかることってどんなことでしょう?


指(第2趾又は第3趾)の先→
 靴が足に合ってない・靴の中で足が泳いで前すべりになっている

親指の腹・親指の付け根・人指し指薬指のつけ根→
 指の力が弱く踏ん張れないため、付け根に負担がかかっている。正しい歩き方が出来ず、踵と指の付け根だけで歩いてしまっていている状態。
きつすぎる靴などが原因の外反母趾(※親指の付け根の間接がくの字型にまがっているような状態)予備軍。
浮き指(※指が自然と浮いてきてしまう状態)にもなりやすくヒールダコとも言われる。開張足で横アーチも崩れている可能性あり。


指の間→
 きつすぎる靴・外反母趾で親指が他の指を押してしまい指同士が重なり合う圧迫の影響している

小指の付け根→
 内反小趾(※小指がねじれて外側を向いたり、薬指 に重なってしまう状態)で足幅が広がっている・小指外側重心・つま先に対して膝が内側を向いていてO脚。アーチが崩れて偏平足や開張足の可能性あり。

かかと・かかと外側・側面→
 外側重心がかかっており、内股の筋肉が弱くなっていき骨盤底筋肉も弱まる。
その結果、太脚や尿漏れの原因にもなっていく。
また、指の力も弱まっており、地面を蹴る力や踏ん張りが効かなくなっているので歩き方がペンギン歩きに。
そのため、外股やO脚になりがち。
このまま続けると膝痛・腰痛にも影響する可能性大。

そして、タコがどちらか片方だけに出来ている場合は、体重のかかり方が片方に偏っている歩き方や姿勢をしていると思われます。

両方に出来ていてそれぞれ違う場所に出来ている場合、左右で体重のかかる場所が違っているということになり、足首・膝・骨盤などの関節のねじれている可能性が出てきます。


出来てしまったタコを改善するには、硬く盛り上がってしまった部分にスピール膏を3日程度貼ると角質層がやわらかくなります。

アーチの崩れている場合は開帳足・偏平足も矯正してアーチを回復させるとよくなります。インソールを使うようにするとアーチを補強することになりそれによって衝撃部分に負担が減りタコが少なく小さくなります。

これらをしても痛みが継続して治らない場合は整形外科で受診されることをおススメします。

外反母趾や内反小趾が原因のタコの場合は、手術するとなくなります。


足の指の衰えを改善するには、グー・チョキ・パー運動がおススメです。
外反母趾の予防にも役立ちます。
片足ずつでも左右同時でもかまいません。
一日5分でいいのでやってみましょう。



偏平足の予防には、足の内返し外返し運動も良いです。
椅子に座って、足底が内側に向く内がえしと足底が外側に向く外がえしの運動を内・外を10回くらい行います。





縦アーチを強化するためにはかかとのつま先上げ運動が有効です。
これで足底筋膜が鍛えられます。
1セット10回で痛みが出ない範囲からやってみてください。




タコと一言では簡単ですが、いろいろな問題を抱えた足裏のSOSでもあります。

小さな内に対処しておくと体への影響も最小限に済みますので普段気がつきにくい場所ですが痛みが出る前に時々セルフチェックしてみてくださいね。