2016年2月26日金曜日

リラックスできるお風呂の温度とは?

以前に、お風呂に入る効果についてお話しましたが、

お風呂の続きのお話です。


お風呂のリフレッシュ効果は、温度にも関係があるそうです。

入って心地よいと感じる温度が一番血流を良くなり副交感神経が優位になります。

人によって多少違いがありますが、一般的にぬるめと熱めの境となる温度が40度と言われています。
ちなみにお湯の温度は、冬は40度、夏は38度が適温といわれています。

体温よりほんの少し高め程度が身体への負担が少ないのです。

お風呂の温度は40度以下だと副交感神経に働きかけるのでリラックスし、40度を超えると交感神経働きかけるので目が覚めるといった違いが出てきます。

(夏場と冬場は気温差があるため、2度程誤差がでます)


最初は、ちょっとぬるく感じるかもしれません。

けれども、10分ぐらいつかっていると体が温まってきます。

血液が体を1周するのに、かかる時間は約1分。15分つかれば15回血液が循環する計算です。

そうして、10分以上つかっているとそのうちにジワジワと汗をかいてきますので、それぐらいが入浴時間の目安にするといいですね。


温度が高すぎると交換神経が優位になり、今度は神経が緊張状態になって、

寝られなくなるので要注意です。

お風呂で効率よくリラックスするには、温度と時間を意識しておくと良いみたいです。

ぜひお試しください。



2016年2月19日金曜日

腕のしびれ2

腕のしびれには、一時的なものもありますが、ずっとしびれている場合には

神経系の原因を疑った方がいいかもしれません。

母が頚椎ヘルニアになってから、それから片側の指3本がずっとしびれるようになりました。

軽度のヘルニアのため、手術するほどではないのですが、

しびれは直らないままです。

ただ、腕をほぐすと(上腕二頭筋、上腕三頭筋)、少ししびれがやわらぐそうです。

筋肉は、連動してつながっています。

痛みの箇所から遠く感じても、影響を受けてやわらかくなっていきます。

そうして、神経に障っている付近の筋肉も柔らかくなって

神経への刺激も減少して、しびれが少なくなっているのでしょう。

そして、ヘルニアになった原因は、病院では枕が合ってないのでは?と、言われたそうで現在は、自分に合う枕を探しています。

毎日、合わない枕をしていると首への負担がかかりすぎてしまい、ヘルニアにもなるってことですね。

皆様も寝具選びは慎重にされた方がいいみたいですよ~。

2016年2月11日木曜日

腕のしびれ1



たまに、手のしびれがある方がいらっしゃいます。

腕がしびれるというと、脳梗塞を気にされることがありますが、

目をつぶって両手を肩の位置まであげててのひらを上にしたま1分くらいその姿勢を保持してみてください。

手の位置が変わってしまっていたら、脳梗塞の心配をした方がいいかもしれません。

(以前脳神経外科を受診した際に、先生にこうやって確かめられたことがあります)

胸郭出口症候群、手根管症候群、肘部管症候群でも、しびれは出たりします。

この場合、筋肉が硬くなってしまってることで神経に影響があるのなら、筋肉をやわらかくしてやれば、影響が少なくなってしびれが緩和することがあります。

主に、肩甲骨周辺、大胸筋、小胸筋を緩めてやるのが有効です。


2016年2月9日火曜日

肩関節周囲炎のお話

時々、肩関節周囲炎をわずらっているお客様がいらっしゃることがあります。

いわゆる四十肩五十肩ですね。

先日も、そういったお客様がいらっしゃいました。

首・肩・腕、もうどこもぱんぱん状態です。


けれども、通ううちに少しずつ楽になってきているようです。

ただ、まるでフジツボが張り付いてかのように

背中と肩関節が一体化してしまっていて、もう少し時間がかかりそうです。


こうした肩の痛みがある方は、腕もよく凝っていることが多いです。

でも、よく考えると人間の日常の動きの中で、肩だけ動かすことってあまりありません。

肩についてる手の動きと一緒に動いていることが多いのです。

つまり、肩に痛みや凝りがある場合、腕にも凝りがあることが多いということです。


痛みのある肩の原因を取り除いてやらないといつまでも痛みのあるままです。

肩関節周囲炎をわずらっている方は、ぜひ腕のこりも気にしてみましょう。





2016年2月1日月曜日

疲れた日のお風呂はゆっくり入りましょう

暖冬とはいえ、まだ油断できない2月。

体温UPで、免疫UPのお話は以前にしましたが、

冷えたカラダを温めるには、お風呂がいいですね。

疲れた日は特に大切です。

面倒くさいからシャワーでいいや~って、言ってたら疲れはとれません。

お風呂に入った時とそうでない時の翌朝の疲労回復具合が違ってたという経験はありませんか?

私はあります。

(※前の夜は、ただただ早く寝て睡眠時間確保せねば、と思っていたのでお風呂も入らないで寝たのですが、翌朝、期待した程、疲労は回復しておらず、お風呂入らないで寝たことを後悔しました。)


これには、理由があるそうで睡眠改善インストラクターの石川泰弘さんの書かれた記事の中に答えの記述がありました、


お風呂に入ってとれるのは、精神的な疲れで、肉体的な疲れは良質な睡眠がないと解消されないのだそうです。

けれども、この良質な睡眠をとるための前準備として、入浴が非常に重要なんですね。


お風呂に入ると

血行がよくなり体温が上昇

これにより、栄養酸素が隅々まで行き渡ります。

それとともに血管が広がり熱放射機能もアップし、

結果、熱放散しやすくなり、体温が下がりやすくなります。

また、副交感神経が優位になるため、精神的な疲れが楽になります。



お風呂に入るだけでこれだけの効果があるわけです。

利用しないのは、もったいない!


シャワーの派の方々、ぜひ試してみてくださいね。