2016年11月18日金曜日

リフレクソロジーと甲状腺

リフレクソロジーを勉強始めたころ、

足裏に甲状腺の反射区があることを知りました。

甲状腺とは、のどぼとけの下にある小さな臓器なんですが、

この甲状腺は小さい割に新陳代謝を調節するホルモンを出すという重大な役割を持っています。

甲状腺ホルモンが出ると、栄養素を体に取り入れ代謝の促進したり、

胎児、幼児の発育促進をしたり、体温調節をします。

で、この甲状腺ホルモン出るためには、

まず、視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンが出なくてはならず、

さらに脳下垂体から甲状腺刺激ホルモンが出て初めて、

甲状腺から甲状腺ホルモンが分泌されるというルートをとっています。

(この後、さらに肝臓にいってホルモンが全身細胞へ行き渡り代謝が促進されます。)


   

   視床下部
     
     ↓ 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン分泌

   脳下垂体

     ↓ 甲状腺刺激ホルモン分泌

   甲状腺

     ↓ 甲状腺ホルモン(サイロキシン)分泌

   肝臓

     ↓ 甲状腺ホルモン(トリヨードサイロニン)分泌

   栄養素を体に取り入れ代謝の促進
   胎児、幼児の発育促進、体温調節など





なので、実際、足裏を施術するときに、のど、甲状腺、脳下垂体、、肝臓は

セットで刺激するようなイメージですると効果的ですよね。

こうして、反射区を細かく調べていくと体の器官のメカニズムや役割に照らし合わせて

刺激部分、ルートも構成されていることがわかります。

地味に目立たない存在の甲状腺ですが、何せ身体の調整を行うホルモン分泌を

行うところですから大事ですよね。

(いや、大事じゃない体の部位なんてないのですが・・・)


で、この調整機能がきちんと行えるにはストレスの少ない生活が必要なわけです。

そう考えると人間の体ってココロとカラダはつながってるんだなあ~っていつも思います。

何というか、神秘的にすら思いますよね。

どちらも健康でないといけませんね。