たまに、寝違えで首を痛めてしまったお客様がいらっしゃることがあります。
結局体への負担を説明し、その日は痛みのある箇所の施術は避けて周辺の痛みが出てないけれど疲労していると思われる筋肉をほぐして帰っていただきました。
寝違えは、首の周りの筋肉が何らかの原因で硬くなり炎症が起こっている状態と言われています。
原因としては、寝ている時の不自然な姿勢を寝返りせず長時間続いてしまったことによるもの、背中からの筋肉疲労によるもの、枕やベッドマットが体に合ってなかったなどがあります。
多いのはやはり寝ている間になってしまうことが多いと思います。
人の体は寝返りうつ方が体への負担も少なくて睡眠も深くなるといわれています。
長時間の同じ姿勢で寝てしまうと体重がかかる部分に負荷がかかり血管を圧迫してしまいます。
そうすると血液が体のすみずみまで行き渡りにくくなり酸素・栄養の補給・老廃物の回収も出来なくなり体に不調が出ます。
ひどくなると不自然な姿勢のせいで体の筋肉に炎症が起きて痛みが出ます。
ちなみに病院では寝たきりで寝返りのうてない患者様には、看護師さんが2時間おきに体位をかえてあげてるくらい大事なこととして捉えています。
そして、寝違えで痛みが出た場合は、炎症によるもののため温めるより冷やす方が向いています。
また炎症が起こっている筋肉を無理に動かすと症状は悪化してしまうため、安静にして炎症が治まることを待つ方が良いです。
通常は、3日くらいから症状は軽くなり1週間~2週間くらいで炎症は治まってきます。
治まってきたら、今度は積極的に動かして硬くなっている首や周辺の筋肉をほぐしていくことをお勧めします。
もし、治まらない場合は単なる寝違えではない可能性もありますから病院へ行くほうが良いですよ。
寝ている間に起こってることは、なかなか改善するのは難しいですよね。
睡眠時の体が楽な姿勢は仰向けですので、仰向けが楽に出来る寝具を使われるのが良いかと思います。
自分のことで言うと、昔はうつぶせ寝派だったのですが
寝違えをしたり顎が悪くなったり首や肩こりが多くなって最後は頚椎ヘルニアで指がしびれ始めたため、枕とベッドマットを新調しました。
そうすると、最初は枕が替わって寝つきは悪かったのですが、だんだん慣れてきてうつ伏せ寝が減って行って、体に出ていた症状が少なくなりました。
特に首には良かったみたいで、指のしびれはすっかりなくなりました。
あまり悪くならないうちに対処したのも良かったのだと思います。
自分の経験からも寝具との相性と寝違えは関連あると思います。
寝違えが頻繁に起こる方、寝る姿勢にも注目してみてくださいね。
2018年3月23日金曜日
2018年3月16日金曜日
新生活応援キャンペーンのお知らせ
新しいスタートの季節です!
でも、新生活にはストレスや日頃の疲れが溜まりがち。
ボロボロになっちゃう前に
さあ!カラダメンテナンスしておきませんか?
・足のお疲れ緩和コース(フットバス・ハーブティ付) 80分
(フットリフレクソロジー(パウダー) + 腰から下のボディを集中的に施術)
・ふくらはぎオイルケア15分+肩と首ストレス緩和ケア55分(ハーブティ付)計70分
(足のむくみ+首こり肩こりなど上半身の疲れやすい部分を厳選してケア)
・整顔10分+肩と首ストレス緩和ケア40分(ハーブティ付)計50分
(お顔のむくみ、眼精疲労、小顔改善+上半身ボディケアのセット)
春は異動や引っ越しなど周りの環境の変化や季節の変わり目で自律神経に非常に負担がかかる時期。
自律神経は呼吸運動、消化活動、体温調節や代謝活動、ストレスにも対応する非常に大事な神経です。
変化が多い春は、自律神経がオーバーワーク気味。体に不調も出やすくなるのです。
予防には時々リラックスの時間を取り入れて心と体を休ませましょう。
余裕が生まれればその分また動きが楽になりますよ。
※フットバスやハーブティのお時間は施術時間に含みません。施術時間+30分程度の余裕をもってお越しください。
2018年3月8日木曜日
ストレスを受けた時の脳②
ストレスに自律神経が関わっているのはよく知られていると思いますが、
そのほかに副腎も密接に関わりあるのご存知でしたか?
ちなみに自律神経は、無意識のうちに消化運動・血圧や体温などの調節をしてくれる生きていくために必要な神経です。
また、副腎は体の機能を維持するためのホルモンを分泌するところで、こちらも自律神経と同じように生きていくための必要な器官です。
どちらもストレスを受けた際に非常に活躍してくれるありがたい体の器官でもあります。
では、人間は、どうやってストレスに対応しているのか、
ストレス感じた時におきる脳の動きをお話していきたいと思います。
人は、ストレスを受けるとそれを察知して
大脳新皮質がキャッチします。
↓
そこから
視床下部へ伝達され、
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが分泌
↓
その後
内分泌が活動するルート と 自律神経が活動するルート に分かれます。
↓ ↓
内分泌ルート 自律神経ルート
(脳下垂体に伝達) (自律神経に伝達)
↓ ↓
脳下垂体から 交感神経から
β-エンドルフィン分泌 ノルアドレナリン分泌
↓ ↓
副腎の中にある副腎皮質から 副腎の中にある副腎髄質から
コルチゾール分泌 アドレナリン分泌
ノルアドレナリン分泌
とこのように、それぞれストレスに対応するホルモンを分泌にして
生命の危機に直面しないよう防御体制を取っているんです。
人間の脳ってすごい動きをしますね。
そして、実はストレスは脳で感じてるんだそうです。
ただ、脳の動きにも限界があってこのストレス対応が一時的なものなら、
問題ないですが、長期のストレスになってしまうと、
上記で示したそれぞれのホルモン分泌が出せなくなってしまうと
体に不調が出てくる、というワケです。
ストレスが溜まると記憶力が悪くなったり、頭が真っ白になったりすることがあるみたいですが、ストレス対応のために脳がフル回転してしまうと、通常の脳の働きが出来なくなるからそういった不調も出てきます。
もちろん、記憶力が悪くなった、というと脳神経(認知症など)の病気かな?と心配になりそうですが、そんな時は、まず睡眠と栄養をたっぷりとってリラクゼーションをしてみてください。
まずは、脳への負担をなくすことが不調改善の第一歩になります!
ストレス脳にならないよう脳へのケアを忘れずにしてあげるようにしてくださいね。
そのほかに副腎も密接に関わりあるのご存知でしたか?
ちなみに自律神経は、無意識のうちに消化運動・血圧や体温などの調節をしてくれる生きていくために必要な神経です。
また、副腎は体の機能を維持するためのホルモンを分泌するところで、こちらも自律神経と同じように生きていくための必要な器官です。
どちらもストレスを受けた際に非常に活躍してくれるありがたい体の器官でもあります。
では、人間は、どうやってストレスに対応しているのか、
ストレス感じた時におきる脳の動きをお話していきたいと思います。
人は、ストレスを受けるとそれを察知して
大脳新皮質がキャッチします。
↓
そこから
視床下部へ伝達され、
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが分泌
↓
その後
内分泌が活動するルート と 自律神経が活動するルート に分かれます。
↓ ↓
内分泌ルート 自律神経ルート
(脳下垂体に伝達) (自律神経に伝達)
↓ ↓
脳下垂体から 交感神経から
β-エンドルフィン分泌 ノルアドレナリン分泌
↓ ↓
副腎の中にある副腎皮質から 副腎の中にある副腎髄質から
コルチゾール分泌 アドレナリン分泌
ノルアドレナリン分泌
とこのように、それぞれストレスに対応するホルモンを分泌にして
生命の危機に直面しないよう防御体制を取っているんです。
人間の脳ってすごい動きをしますね。
そして、実はストレスは脳で感じてるんだそうです。
ただ、脳の動きにも限界があってこのストレス対応が一時的なものなら、
問題ないですが、長期のストレスになってしまうと、
上記で示したそれぞれのホルモン分泌が出せなくなってしまうと
体に不調が出てくる、というワケです。
ストレスが溜まると記憶力が悪くなったり、頭が真っ白になったりすることがあるみたいですが、ストレス対応のために脳がフル回転してしまうと、通常の脳の働きが出来なくなるからそういった不調も出てきます。
もちろん、記憶力が悪くなった、というと脳神経(認知症など)の病気かな?と心配になりそうですが、そんな時は、まず睡眠と栄養をたっぷりとってリラクゼーションをしてみてください。
まずは、脳への負担をなくすことが不調改善の第一歩になります!
ストレス脳にならないよう脳へのケアを忘れずにしてあげるようにしてくださいね。
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