2018年2月28日水曜日

乾燥の多い冬に増えるかかとのひび割れ



そもそも足裏は体重を支えるためにも他の所と比べて角質層で厚め覆われています。

特にかかとは、「正しい歩行はかかとから始まる」ことでもわかるように、歩き始めはかかとなので足の負担が大きため分厚めな角質層になっているのです。

そしてこの角質層には、皮脂腺が少ないので乾燥しやすいところなのです。

だから一度ひび割れがあるとそこからどんどん水分が出てってしまって
さらに硬く→さらにひび割れ→さらに水分出るさらに硬く→さらにひび割れ・・・もうエンドレスです。

これ、年齢も関係あります。

悲しいことに年齢を重ねるごとにひび割れも治りにくい傾向にあるのです。

若年層であれば、もともと水分を保つ能力が優れているので乾燥しずらいですし、柔軟性もありますが、年齢を重ねていくごとに角質層で保持すべき水分量が足りなくなり乾燥してひび割れていくのです。

では、どうしたらいいのかというと

まず、何より足を乾燥しないようにすること。保湿大事。

保湿クリームを塗って、靴下必須です。

生地はコットンがお勧め。

また、血行が良いと保湿率があがるので足を冷やさないようにすること。

お風呂、半身浴、足湯でぬるめのお湯でゆっくりと芯から温めること。

入浴剤、ソルトバスなどを使うと保温効果が高くなります。

血行をよくするには運動も良いです。

マッサージ・ストレッチも良いですね。

これらに気を付けてみてください。

但し、やってもあまり変わらなかったり、何度もひび割れを繰り返すようなら病院で診てもらいましょう。

2018年2月21日水曜日

爪の病気に気を付けよう

手に比べて足の爪って伸びるの遅いものだそうです。

言われてみれば確かに手よりも足の方が爪を切る回数は少ないですね。

そして、加齢にしたがって爪は伸びるのがどんどん遅くなり厚みが増していくのだそうです。

そうすると長年の足のクセと合わない靴と加齢により爪のトラブルも多くなる可能性があるらしいですよ。





陥入爪

爪が硬くなってしまい、周りの部分が皮膚に食い込んで炎症を起こします。

そしてそれが進むと皮膚部分が爪側に侵入して痛みが出るようになります。

先の細い靴を履いて常に圧迫されている状態が続くと起こります。

また、深爪をしすぎてしまい周りの皮膚を傷つけることが発端で、化膿を繰り返して爪の上に皮膚が出来てしまうこともあるそうです。





弯曲爪



爪を伸ばすと丸まっていくように曲がって、今度は皮膚に食い込んでしまってこちらも痛みが出てきます。

こちらも先の狭いパンプスや白癬(爪の水虫)が移ったことでが原因で起こります。





化膿して膿や体液が出てしまっているようならすぐ整形外科や皮膚科(病院によって診療科は違うことがありますので行く前にご確認ください)へ行くことをお勧めします。

どちらにしても、日頃から深爪はしないように爪を切っていつも清潔な状態を守っておくことが大事のようです。

矯正する器具を使って痛みの少ない治療する方法もあるみたいなので、爪のトラブルで困っている方はひどくならない内に早いうちにケアした方が良いですね。







2018年2月14日水曜日

正しい爪ケア

最近、女性のみならず男性でも爪のケアされているようですね。

女性についてはおしゃれ、清潔感としてのケアが多いですが、男性は身だしなみ以外にスポーツ関連でしていたりするようです。

足の爪なども手よりも目に触れる頻度が少ないため気付きにくい場所ですよね。

足指は構造上、爪に下からの圧力が加わります。

そして、圧力がかかりやすい部位が爪の両サイドになります。

爪は前より横への力がかかりやすいため、抵抗力が少ない斜め横方向に曲がりやすく、その結果、巻き爪になったりします。

また、深く爪を切りすぎると、指先に爪がなくなってしまっているために力を受け止めるストッパーがいなくなってしまいます。

そうすると今度はその周辺の皮膚に負担がかかるようになり、爪より上に皮膚が盛り上がってしまうことがあります。

このような状態では、指先は歩行に参加する力がない上に歩く衝撃に耐える下から衝撃、さらには靴による上からの外力も加わって、通常より大きな負担がかかってしまいます。

爪はなるべく指の形に切って指先に力が入ることを確認してください。

そして、両サイドを切りすぎないように気をつけて、もし切りそうな場合は爪やすりで微調整。

やすりで削る時は、外側から内側へ一方通行削るとよいそうです。

爪も足の一部、歩行の役割を担っています。

正しい爪ケアで、足をいたわってあげてください。



2018年2月7日水曜日

どんな靴が良いの?足に良い靴選び

足の疲れは靴によってだいぶ違います。長距離を歩いても疲れない靴とは一体どんなものなのか知りたくありませんか?どんな靴が足に負担が少ないものなのか?実は靴選びにもちょっとしたコツがあります。

その1 靴は夕方に選ぶこと

人間の足は、朝と夕方では大きさが違っています。夕方になると水分を心臓に戻す役目をする下半身の筋肉が疲れてきて、水分が下半身に集まりやすくなりむくんでくるため大きくなる傾向があります。特にお仕事での立っている機会が多い方、また高齢の方は午後から夕方にかけてむくみがひどくなると言われてため、靴は夕方以降に選ぶようにしましょう。



その2 いろんなサイズにチャレンジしてみる。

靴のサイズはメーカーによって違います。自分のサイズだと思っていてもそのメーカーで合わないこともあります。自分の経験でも国外メーカーも合わないことがありました。なので、自分が思っているサイズの前後も試してみることをお勧めします。



その3 試し履きは必ずすること

私は左右の足の形が微妙に違います。調べると案外こういう方多いみたいですね。ですから、片足だけの試し履きをするのは危険危険!必ず両足で履き心地を試しておいてください。



その4 つま先にすき間を残すようにすること

つま先にすき間があることは大切です。すき間がない靴を選ぶと歩く際の重力が親指や小指を圧迫して外反母趾や内反小趾になってしまいます。つま先に1~1,5センチ程度のすき間が出来る靴を選びましょう。目安としては靴を履いて靴の先に出来るだけ足を詰めた時かかとの部分と靴の後ろとの間に手の小指が入るのがベストと言われています。



その5 足の幅にジャストフィットの靴を選ぶ

「その4」では足の長さに対しての注意ですが、今度は足の幅も気を付けなければなりません。こちらは逆にピッタリしたものを選ぶことが大切です。横がフィットしてないと足が靴の中で前後に動きやすくなり、靴の中で足が前方に移動して指が圧迫されるようになり外反母趾、内反小趾が起こるようになります。

ちなみにもともと外反母趾気味な場合はゆるめのものを選ぶと足が靴の中で泳いでしまい、かかとをつくたび親指や小指に加わってさらに変形が強くなります。ですので、この場合は、少し痛んでもジャストフィットしたものを選ぶことがひどくならないコツです。




その6 土踏まず(縦アーチ)の補強がついたものを選ぶ

足裏には、縦のアーチ、横のアーチと呼ばれる部分があります。ちょうど土踏まずと呼ばれているあたりです。この部分が、人間の体重、重力を吸収するクッションの役目をしています。(※アーチの詳しいお話はこちら→「知っておきたい正しい歩き方」)

縦アーチを補強するアーチのついた靴が足に優しくておススメです。自分のアーチにピッタリ合っていれば、長く履いていてもずっと足が疲れにくくて楽です。ただ、そのアーチにちゃんと合ってないといけませんので試し履きして確認するようにしてください。



その7 かかとが包まれるような靴を選ぶこと

かかとの部分が皮膚に食い込むことなく、緩やかなカーブを描いて包み込むようなものを選ぶようにしましょう。歩き出す時に、かかとが一度脱げて着地によって再度元に戻るような靴は良くないです。地面を蹴りだしても、靴がちゃんとかかとを含めた足についてくるような、パカパカしない靴を選んでくださいね。



その8 靴底は適度な硬さのものを選ぶこと

靴底が硬すぎると足が疲れやすくなります。なぜなら、人間は歩く際に、土踏まず(縦アーチ)の部分をしならせながら体重移動しながら歩行を進めていきます。けれども、靴底が硬いとしならせながら歩くことが出来なくなります。土踏まずは力の吸収する役目、クッションの役目をしてくれていますから、これに頼れなくなると足が着かれてくるのです。また、厚底の靴は、足の蹴りだしがしっかり出来なくなるため、こちらもやっぱり足が着かれます。

逆にやわらかすぎると土踏まずだけでは、かかる力に支えきれなくなり、偏平足や外反母趾の変形を進ませることになります。








足の合わない靴を履き続けていると、外反母趾、内反小趾、槌指、タコ、魚の目、陥入爪などのトラブルを発生させる元になります。デザインが気に入ったからと無理して履いていると足裏、足指への負担で足全体ひいては身体全体へと疲労が連鎖します。足の健康、ひいては体全体の健康のためにも、自分に合った素敵な靴とめぐりあってくださいね。