2018年4月5日木曜日

朝起きての第一歩が痛い時はご注意を

朝起きての第一歩が痛い時は、それって足底腱膜炎かもしれません。

歩き出す時にもっとも体重のかかるかかとがズキンと痛んで

その後歩き続けると痛みが和らぐことがあります。

また、朝の第一歩ではなく椅子に座っていて歩き始めた時にもかかとが痛むときがあります。

スポーツ選手でもランニングの初めに痛んで、そのうち痛くなくなってきて、さらに長距離を走り続けるとまた痛みがぶり返してきます。

一瞬のことの痛みが和らぐので気にしない人もいるかもしれませんが、

足の底の腱が炎症が起こってる可能性があるので注意をしてください。

痛みの箇所を押すと鋭い痛みがあるそうです。


足底筋膜とは足の底にあって、このおかげで人の足は縦アーチを保っていて、地面をけりながら歩いたり飛んだりできています。

この部分に、体重増加、筋肉低下、過度の運動による負担などがかかってしまう腱膜がくっついている部分が引っ張られすぎた疲労のために炎症を起こして痛みが発生するそうです。


これは、炎症ですのでそれが治まるまでは痛みがとれません。

初期ならかかとに負荷がかからないように気を付けてなるべく歩かないようにすることが大事ですし、病院で診察してもらって治療をするようにしましょう。

我慢出来るからと放っておくとずっと痛みが続いて歩いたり走るのが辛くなりますし炎症が長引いてしまい、ひどくなると手術も必要になるようです。

炎症の時は、炎症が治まるまで安静にしておくのが一番の近道です。

上記のような痛みがある場合は、早めに病院へ行くことをおススメいたします。

予防には、かかとに負荷がかかりすぎることをやめることが第一です。

体重を減らしたり、過度な運動を控える、足底筋膜や足底筋のストレッチやマッサージを行って普段から負担を減らしていくようにしてみるのがいいみたいですよ。





参考
足のお悩み完全解決バイブル

高倉義典

誠文堂新光社