2016年8月13日土曜日

足裏からわかる体の状態②


昨日は、いつも来てくださるお客様がフットコースにも興味をもたれていたので、施術してみました。

ちょうど、夏風邪の一歩手前くらいの体調で、ちょっとお疲れ気味の様子の状態で施術開始。

お疲れのためか、足裏の反射区部分を軽く触る程度でも悲鳴に近い声が上がっていました(汗)

特に今回は、下行結腸のラインが気になった部分でした。


大腸は、盲腸、結腸、直腸で構成されていて、下行結腸というのは、結腸を構成する一部分を指しています。


ちなみに結腸には、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸で構成されていて、

ちょうどお腹の中をぐるっと一回りするように 

右下腹部から始まり、右上腹部→左上腹部→左下腹部→肛門へという配置で構成されています。

ですから、下行結腸が痛いといわれると、左下腹部周辺の腸が影響しているということになります。

反射区で言うと写真の赤い↓部分が下行結腸です。



結腸を含む大腸には小腸で吸収されなかった内容物から水分や栄養分を分解・吸収する役割があります。

大腸は交感神経と副交感神経によりその働きが調整されています。自立神経ですね。

この自立神経のバランスが上手くコントロールできなくなると、水分吸収の調節が出来なくなるので、下痢や便秘の症状が出たりします。



この硬い反射区部分の説明をお客様にしてみると、

そういえば、ストレス溜まると便秘や下痢になったりする、とおっしゃってました。


まさしく、今がお疲れモードのストレス状態。やっぱり足裏はウソつけませんね~


お疲れでしたが、刺激を与えるごとにやわらかくなっていったので終わった後は、足が軽くなったとおっしゃっていました。

夏のお疲れは、腸にも影響しますね。

皆様もお気をつけください。