2016年8月26日金曜日

足の成長のこと

足の成長は3歳から12歳くらいで歩行機能、足の筋力やバランスの基礎ができるそうです。

この大事な時期に成長にあったケアが必要なのですが、

その影響はすぐには表面化せず高齢になってから出てくるんだそう。

たとえば、膝を壊したり転倒しやすくなったり・・・と

年齢が高くなるにつれトラブルの可能性が高くなります。

お年寄りに多い膝の軟骨がすり減って生じる痛みなどは軟骨が再生ができないため、

手術が必要になってきます。

小さな頃からの毎日の正しいケアが将来の健康につながるんでしょうね。

将来への投資だと思って、足と言わず体は大事にしたいですね。


2016年8月16日火曜日

基本が大事

昨日いらしたお客様は、広島からお越しの方でした。

お仕事の関係で釣りの取材をしに高知と愛媛に来られたそうです。

色々と釣りのお話を聞かせてもらいました。

その方は、素人の方にも釣りの仕方を教えることもしてるのですが、

総じて女性の方が飲み込みが早いんだそうですよ?

女性の方が手先が器用なので、道具の使い方も上手だし

それにレクチャーしたことを素直に吸収してくれて、

教えた基本に忠実に再現しようとするので、お魚も良く釣れるんだそうです。

女性で素人で初めてなのに、大物の鯛釣ったとか!あるらしいです。


男性の方が、こだわり持ってたりするので同じようにレクチャーしても

我流でやろうとしてしまうので、数年やってても初心者女性より釣れない自体になることも・・・・。

性差もあると思いますが、素直に人の話聞ける人の方が上達が早いんでしょうねえ。

基本に忠実、どこでもこれ大事ですね。

女性の方が、釣りに詳しくない人の方が多く、

「全然わからないので教えてください」的なスタンスで臨んでくれるので、

教える方もやりやすいんだとか・・・。

なるほど~。男性方が釣りへの愛情が深すぎて逆に上手くいかないのかな。

釣りってどちらかというと男性の娯楽のイメージなので、

女性って敬遠されるものだと思ってましたが、意外とウェルカムな姿勢なのが驚きです。

聞かないとわからないものですね~。




2016年8月13日土曜日

足裏からわかる体の状態②


昨日は、いつも来てくださるお客様がフットコースにも興味をもたれていたので、施術してみました。

ちょうど、夏風邪の一歩手前くらいの体調で、ちょっとお疲れ気味の様子の状態で施術開始。

お疲れのためか、足裏の反射区部分を軽く触る程度でも悲鳴に近い声が上がっていました(汗)

特に今回は、下行結腸のラインが気になった部分でした。


大腸は、盲腸、結腸、直腸で構成されていて、下行結腸というのは、結腸を構成する一部分を指しています。


ちなみに結腸には、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸で構成されていて、

ちょうどお腹の中をぐるっと一回りするように 

右下腹部から始まり、右上腹部→左上腹部→左下腹部→肛門へという配置で構成されています。

ですから、下行結腸が痛いといわれると、左下腹部周辺の腸が影響しているということになります。

反射区で言うと写真の赤い↓部分が下行結腸です。



結腸を含む大腸には小腸で吸収されなかった内容物から水分や栄養分を分解・吸収する役割があります。

大腸は交感神経と副交感神経によりその働きが調整されています。自立神経ですね。

この自立神経のバランスが上手くコントロールできなくなると、水分吸収の調節が出来なくなるので、下痢や便秘の症状が出たりします。



この硬い反射区部分の説明をお客様にしてみると、

そういえば、ストレス溜まると便秘や下痢になったりする、とおっしゃってました。


まさしく、今がお疲れモードのストレス状態。やっぱり足裏はウソつけませんね~


お疲れでしたが、刺激を与えるごとにやわらかくなっていったので終わった後は、足が軽くなったとおっしゃっていました。

夏のお疲れは、腸にも影響しますね。

皆様もお気をつけください。





2016年8月6日土曜日

秒速5センチメートルの幸せ

リラクゼーションで欠かせないタッチング。

これは、安心と癒しの効果を発揮する非言語的コニュミケーションとしても使われています。

さて、このタッチングでどうして人は癒されるんでしょうね?



人間の触覚には、撫でられる刺激に反応するC触覚線維という神経線維が存在します。

このC触覚線維は、撫でられる行為によって心地よさ、又は不快といった情動を喚起させる役目を担っています。

そして、この線維の特徴は、自意識や感情に関係する脳の島皮質や視床下部にも届いて、人の情動発達に影響を及ぼしていると考えられているそうです。


C触覚線維が反応しやすい条件というのもわかってきており、

まず、やわらかい感触であること

そして、秒速5センチメートルの速度で触れること。

これらの条件が揃った時が一番反応が良くて、速度がこれより早くても遅くても良くないという

イギリスの神経心理学者グレッグ・エシック氏の研究結果が出ているそうです。



さて、この秒速5センチメートルというと、どれくらい?って思いますよね。

実は、この速さってお母さんが赤ちゃんとあやすときにするさする速度、

動物の親が赤ちゃんを舐めてあげる速度などが、当てはまるらしいのです。



つまり、穏やかでやわらかく かつ ゆっくりとした速度で肌へ触れることで、

C触覚線維が心地よさを感じ、脳へ伝達していきます。


そして、その伝達を受け副交感神経が刺激されて

筋肉が緩み、血管が広がって血流がよくなり、脈拍も減り血圧が下がっていき

体がリラックスした状態へと変化していくんですね~。


こうしてみると、秒速5センチメートルで得られる幸せってすごいと思いませんか?

秒速5センチメートル、ぜひお試しください。