周りを見回すと、色彩が人へどんな影響を与えるのかを踏まえて、配色しているのかがわかる時があります。
身近な例でいうと信号の赤、青、黄色、なんかがそうじゃないかと思います。
赤は、血の色で強いエネルギーをイメージする色ですね。
この赤は、人の交感神経を刺激して、脈拍と体温が上がるといわれているので、
活動的で警戒心、注意力も喚起して興奮をもたらす色とも言われています。
黄色は、左脳を刺激されるそうで、これにより頭の回転が早くなり集中力がアップするので、
注意を引く色として認識されています。
青は副交感神経が刺激され、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくりと深くなるため鎮静作用があると言われています。
他にも橙色は、食べ物が美味しく見えて食欲を増進させたりするので、
食事をする場の色にもオススメされることもあるとか・・・、
白なら清潔、ピュア、
紫なら神秘的、エレガンス等々、
色から連想させるイメージって、身体的なところで影響していくようです。
そういったことを踏まえると、人がリラックスするのに向いた色とは、どういうものなんでしょう?
リラクゼーションに向いている色は、
茶、緑、青系の気分を落ち着かせてくれる色ですね。
茶は、大地の色。
自然を感じる色で安定や落ち着き、高級感、居心地の良さを感じます。
身近で生活に溶け込みやすい色でもあります。
緑は、木や森をイメージされやすく安心、平和、調和が連想され、
癒し効果があると言われている色です。
青は先に説明したとおり鎮静効果があります。
サロンもそういったことを考えて、色にもこだわった内装をしているお店多いと思います。
言葉でアピールしなくとも、色でお店をアピールしてるということになりますね。
そこから受ける雰囲気で無意識に惹かれるということもあるのではないでしょうか。
とてもこだわりがあってすみずみまで気を配っているのだな、と気づくことが出来ます。
例えば、お店の内装、壁紙、タオルやシーツのリネン類、チラシやカード等も、同じ色を使っているサロンもあります。
統一感が出て、それだけで受ける印象も違ってきますよね。
皆様も色がもたらす効果に注目してみてください。色々面白い発見がありますよ。