2018年1月31日水曜日

理想的な靴の減り方

前回は正しい歩き方のお話をしました。

でも、無意識に歩いてしまっているために自分の歩行が

正しい歩き方出来てるかどうかは、わかりにくいですよね。

それがわかる方法の一つに靴底の減り方があります。

靴底の減り方で体重がいつもどこにかかって歩いているかがわかってくるので、

そこから自分の歩き方のクセも目に見えてわかります。

さらに、クセのある歩き方による弊害も予想がついてくるので自分がどの種類に当てはまるのか参考にしてみてください。


理想的な減り方

まず初めに理想的な靴底の減り方は、かかとの部分と親指から親指の付け根
がよく減っています。
これは、歩く時の体重移動がかかとから始まり最後に親指で蹴って終わるのが正しい歩行になることからもこの減り方は想像できますね。









先減り

足が上がっていないのですり足で歩く場合に靴の前方が減ってきます。
高齢者に多くて、足が上がってないためつまづきやすくなって転倒が多くなります。膝を上げて歩くようにすると改善されます。





後減り

足の前の方に力が入らず、かかと部分に多く体重がかかる減り方です。
腰が原因のことがありますので、注意が必要です。
負荷がかかりすぎてかかと部分にタコが出来ている場合は、後減りの可能性があります。



外減り

歩くときに足のつま先を外に向けて歩くとかかとの外側が減ります。いわゆるガニ股やO脚の方によく見られる減り方です。また、変形性膝関節症や変形性足関節症の方も外側が減ります。





内減り

偏平足の方に多いのがこの外減りです。小指からかかとの内側で体を支えているのが特徴です。縦のアーチがくずれてアーチの部分が床にくっついてしまうと内側が減っていることが多く内またやX脚に見られる減り方です。





正しい歩き方をするには、自分の歩き方のクセを知るのが近道です。靴の減り方で体重移動のクセがわかってくるので、まず、靴の底の減り方をチェックしてみませんか?






2018年1月17日水曜日

知っておきたい正しい歩き方

人間はなぜ他の霊長類比べて二足歩行が上手に出来るのかというと

骨盤が大きく左右に張り出して周辺に太くて強靭な筋肉がついているので歩けるようになった言われています。

また、足裏の土踏まずがあることも理由の一つに入ります。

人間の足の裏には足の中央部分が高くなっているいわゆる土踏まずの部分には

足のアーチというものが存在していて、

縦アーチと


横アーチとに分かれています。



このアーチの部分というのは、体重や地面からの衝撃を和らげるクッションの役目と

歩く時の地面を蹴り上げることでアーチが高くなりますが

その反動で元に戻ろうとする巻き上げ機現象というものが起こって、

自然と前へ足が出すようなとっても大事な役割をしています。

そして、体によい正しい歩き方というのは、

まず、姿勢をまっすぐに正面を向いて、上半身は肩の力を抜いてリラックス。

肘は曲げ気味で手は軽く握った状態。

そして、下半身は膝を曲げずまっすぐ伸ばしてまずかかとから足を地面につけます。



次に足の外側に体重を移動させて


前足部の指に地面につけ、



最後、親指で蹴りだすことで次の一歩のための足が自然と前へ出ます。

この最後の親指の蹴り出しの時に縦のアーチがぐっと高くなるのですが、

その反動でアーチが元の高さに戻ろうとする力が生まれます。

これが次に一歩進むためのバネの役割をしてくれて、踏み返しの動作を助けています。




逆に言えば、アーチがない足は次の一歩を踏み出す力が弱くなるのでつまづきやすくなる可能性があります。

普段何気に歩いているけど、こんな風に体重移動させてるんですよね~。

これは、足や膝にあまり負担がなく疲れにくい歩き方ですのでぜひお試しになってみてください。

2018年1月10日水曜日

筋肉を使う温活もおススメ

記録的な寒波に見舞われて近年にはなかった寒さが続いています。

今年は、インフルエンザも猛威をふるっていますし、この寒さで体調崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

寒いと血液の循環が悪くなって体も硬くなります。

寒いのでついつい首をすくめてしまってこりも併発しやすいので、体も疲れます。

対策としては、服を着込むとかカイロを貼ってみる、とかありますが、

筋肉を鍛えるのも一つの方法です。

人間の体は筋肉を動かすと熱が発生するように出来ています。

寒いと自然に体が震えますよね。

これは、筋肉を動かして体温を上げようとする反応なんだそうです。

そして熱を作りだす時のエネルギーの約6割は筋肉が使われているんだそうですよ。

(ちなみに内臓も熱を作りだすことが出来ます)

また、筋肉は血液を送り出すポンプの役割も担っています。

どういうことかというと動脈は心臓のポンプ機能で血液が送り出されますが

心臓へ戻っていく静脈は心臓のような強力なポンプ装置はないので、その代わりに筋肉の収縮で血液が送り出されるようになっています。

つまり、体を積極的に動かす方が温活になるってことなんですよね。

そして、この筋肉の約70%は下半身に集まっていますので、足の筋肉を鍛えるとより効果的な冷え性対策ともいえますね。

冬にマラソンって多いイメージですが、とっても理にかなってる温活だなあって思えますね~。

もちろん、走るのだけでなく筋トレやストレッチなども良い方法です。

でも、筋肉鍛えると体がカチカチになりそうだから余計に体が硬くなるのでは?って想像しそうになるんですが、

鍛えた筋肉って意外と普段は柔らかいんです。

筋肉の種類や個人差で多少硬さの違いというのはありますが、きちんとケアしているアスリートの方の筋肉は、普段は柔らかい。

これついては、実際に触って実感したことがあります。

お客様でフィットネスのインストラクターされてる方がいらっしゃるのですが、

本当にびっくりするくらい柔らかくて、刺激への反応がとてつもなく早いです。

私が一押しする度にその押した箇所以外の筋肉もごにょごにょと動き出します。

連動している筋肉が影響受けてほぐれていってるんですね~。

これには、私も最初はびっくりしました。

普段は、柔らかくても使うシーンになるとぎゅっと硬くなって、スゴイパフォーマンスを発揮するのが、理想的な筋肉なのです。

この寒い時期、トレーニングと言われてもなかなか腰が上がらない話ですよね。

無理せずまずはストレッチや柔軟体操、ヨガなんかも良いかと思います。

出来ることから、やれる範囲で、筋力UPで温活もお試しになってみてくださいね。










2018年1月3日水曜日

あけましておめでとうございます

旧年中はRefleLifeにお越しいただきまして、誠に有難うございました。

本年もお客様おひとりおひとりにご満足いただけるケアが

ご提供できるよう、ますます努力していく所存です。

今年もどうぞよろしくお願いします。