2016年3月30日水曜日

遠路はるばるようこそ今治へ

先日、鹿児島からいらっしゃったお客様を施術しました。

ホテル バリインのお客様でした。

実は、お会いするのは2度目です。今治に来られる際は、ホテル バリインに泊まるのだそうですが、

前回受けたボディ施術で体の調子が良かったそうでリピートしてくださいました。

嬉しいですね。

今回も気持ちよくなっていただこうと、張り切りました!


ところで、鹿児島は、日本地図で見ると愛媛はまあまあ近そうですが、私も行った事はありません。

九州は、小学校の修学旅行で行きますが大分別府どまり。

案外、近くて遠い県です。

さて、この方、今治まで車でずっと運転してられたそうで、その時間なんと13時間。

どうですか、座り続けて13時間。

考えただけでぐったり。お尻が座席の形になりそうです。


ということで、長時間運転で肩も足もかなりお疲れのようでしたので、

今回はフットリフレをオススメしてみました。


あちこち硬かったですが、フットでぐっすくりリラックスしてボディで硬さも取れて、終わったころにはスッキリとした様子で、満足してくださったので私も満足満足です。

終わられた後元気になった様子を見て私もうれしくなりました。


後日、感想もいただきましたが、翌朝足が軽かったそうです。

フットリフレは初めての経験だったらしいのですが、これでリフレの良さを実感していただけました。

ボディの方も、もみ返しもなく体も楽になったそうです。


このような感想いただく度に、ああ、やって良かった、続けてきて良かったと思う瞬間です。

日ごろの疲れなんか全部吹っ飛ぶ勢いです。

お客様が笑顔になる瞬間を見たくて、この仕事をやっている気がします。

しみじみとした幸福感を味わえた日でした。

ご来店いただき本当にありがとうございました。









2016年3月25日金曜日

肩こりと筋肉痛は、似て非なるもの

お客様で筋肉トレーニングされている方がいらっしゃいます。

かなりハードで終わった後は、汗びっしょりかいています。

終わった後に、私のサロンにきてくださる方なんですが、

肩こりと筋肉痛って似てるんですか?

と聞かれました。



痛み方が似ていますが成り立ち方が違います。


筋肉痛ってどんなときになるでしょう?

急にトレーニングや運動を始めたりすると今まで使われていなかったであろう筋肉に痛みが出ますよね。で、続けると筋肉痛になることがなくなります。

実は、筋肉痛のメカニズムはまだ不明のことが多くハッキリした原因が


わかりませんが、

(疲労物質回収作業が、間に合わず痛みとなって出てきたりすると言われています。

また、筋細胞が傷ついてしまったためとも言われていて諸説あります。)

ただ、筋肉痛がある間は、筋肉が修復中であるだろうというは、わかっています。

修復後は、以前より強くなるのでトレーニングを続けると筋肉痛は減少していきます。




では、肩こりはどうでしょうか?

こちらは、ずっと肩の同じ筋肉部分を使っていると痛みがでたりしませんか?

たとえば、同じ姿勢でパソコンを使っていたりすると痛みが出てきます。

これは、同じ筋肉を使い続けて負荷をかけると硬くなってしまうという特徴があります。

そして、この長時間の負荷の状態が筋肉に血行不良を起こさせて、柔軟性を失い硬くなってしまう状態といわれています。


筋肉痛の場合は、筋肉修復中ですので痛みのあるところを一生懸命施術しても余計痛めてしまうことになり、オススメできません。ただ、修復を早めるために痛みのない周辺の血行を良くしてあげるのは、良いと思います。

肩こりの場合は、血行不良を改善すべく筋肉をやわらかくしてあげるのが、良いですね。しかし、肩こり原因の根本であることにアプローチしないと、解消することは難しいものです。

肩こりに一番多いのは、普段の体の使い方や姿勢のバランスが良くないことが多いですが、それ以外にも整形や循環器疾患によることもありますので、そこは注意しておいた方がいいですね。


どちらも症状は似ていますが、原因の違いから施術の構成は変えていますのでご安心ください。




2016年3月18日金曜日

寝汗と女性ホルモン

寝汗ってかかれますか?

いらしているお客様でお二人、立て続けに寝汗の話をされていたことがありました。生理前になるとそれが多くなるのだそうです。

一般的に、寝汗は、女性で健康体であり一時的なものならば、生理や更年期のいわゆる女性ホルモンの生理現象の範疇といわれています。

なぜ女性ホルモンで寝汗をかくのかというと

女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。

それぞれに特徴があり、

まず、卵胞ホルモン(エストロゲン)は分泌量が多くなると体温が低くなります。

また、子宮の内膜を厚くして(血液の壁ですね。これが剥がれ落ちて体外排出されるのが生理です。)妊娠してもいいように体が準備していきます。

生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌量が増えていき、体調と精神ともに安定している状態を促します。



次に、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が多くなると体温が高くなります。

妊娠を持続するための状態を保とうとします。

排卵後から次の生理にかけての時期(生理前の時期)分泌量が増え、不調になり精神も不安定な状態になりやすくなります。


おおざっぱには、卵胞ホルモン(エストロゲン)は妊娠前準備ホルモン、黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠中ホルモンということですね。


で、この体温の高くなる黄体ホルモン(プロゲステロン)優位の時期に、寝汗をかくという症状が出やすいそうなのです。


更年期はまた女性ホルモンが減って男性ホルモンの方が優位になると、男性ホルモンには汗をかきやすい特徴があるので、その影響といわれています。

どちらにして、ホルモンバランスの関係による寝汗の症状のため、一時的なものであり体の生理現象として、特に問題はありません。

寝汗をかくからといって、寝る前の水分を減らすことはしないようにした方が良いです。

人間は寝てる間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。

ですから、水分を取らないと血がドロドロになりやすく血管がつまる危険性も高くなります。

明け方に脳梗塞や心筋梗塞が多いのは、血圧がもっとも低くなる夜中から明け方にかけて血栓が作られやすいからといわれています。

そこへ水分を取らず血が流れにくくなっているとさらにリスクが高くなります。

むくみも気になりますが、適正量の水分はとる方がいいですね。


また、もし、寝汗が一時的なものでないなら他の原因が考えられます。女性ホルモンに心当たりがなければ、お医者様にご相談なさった方が良いですね。

2016年3月16日水曜日

咳が増える夜

インフルエンザ流行っていますね。

花粉症の季節にもなりました。

あちこちでくしゃみや咳をする人が多くなっています。

お客様の中にも夜、寝床につくと咳が多くなる方がいらっしゃいます。

実際、施術をはじめると咳が出る方複数名いらっしゃるんです。

これは、副交感神経が関係しているんですね。

副交感神経が優位になると筋肉が弛緩するので、リラックスモードになると体がやわらかくなり気道がせまくなってしまうんです。

そのため、少しの刺激(たとえ呼吸する空気の出入りでも)咳が出やすくなります。

夜になると咳が多くなるのもうなづけます。


夜の咳を減らす対策としては、簡単なのは横向きで寝るといいですね。横向きになると気道が少し広がるので咳が出にくくなります。

後は、乾燥させないこと。空気が乾燥しているとマスクをして寝るのが効果的です。





2016年3月11日金曜日

日本の季節風呂も楽しんでみませんか?



さて、日本ではお風呂は昔から植物などを入れて薬湯を利用する習慣があります。

たとえば、冬至に入るゆず湯、端午の節句に入るしょうぶ湯などは、季節の行事としてもなじみがあります。

ゆず湯は色々諸説あるみたいですね。
一般的なのが、「冬至」を「湯治」、「ゆず」を「融通」をかけて「お風呂に入って融通良くする」となり、ゆず湯に入ると風邪など引かず冬を越せる説ですね。

これ以外にも、ゆずの香りの良さからその香りには邪を払う霊力があると信じられていて、これから先、幸運をもたらしてもらうために、先に厄払の清めの儀式としても役割があったとも言われているそうです。

ゆず湯の効能としても、血行促進効果があり、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげる効果、ビタミンCの含有量が多いので乾燥肌の予防や老化予防が期待できると言われているし、香りの刺激からくるリラックス効果もあります。日本古来の季節風呂は、現代でも通用する健康法になってると思います。

しょうぶ湯もこれに似た由来や効能があります。

「菖蒲」と「尚武」「勝負」をかけていて、子供の無病息災・立身出世を願い独特の香りから邪気払いを期待してしょうぶ湯に入るようになったそうです。

効能としても、腰痛や神経痛を和らげたり、根の部分には血行促進や保湿効果の薬効もあるそうです。また、こちらも、香りからの刺激も期待できます。

現在は、季節行事の一つで儀式的なものになっていますが、昔は薬湯としての意味合いもあり民間医療としての認識があったのだと思います。


ほかにも、毎月季節に沿ったもので季節風呂を楽しんでいたようです。

 1月 松の湯
 2月 大根の湯
 3月 よもぎ湯
 4月 桜湯
 5月 菖蒲湯
 6月 どくだみ湯
 7月 桃湯
 8月 薄荷湯
 9月 菊湯
10月 生姜湯
11月 みかん湯
12月 ゆず湯


昔から日本では健康やリラックスに必要なものとしてお風呂を利用していたのが、よくわかりますね。現代でも、温泉やスーパー銭湯に人が集まるのも納得してしまいました。

入浴剤もいいですが、たまには昔からある天然アロマの季節風呂もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2016年3月9日水曜日

お仕事終わりがおススメです。

よくお仕事帰りにご予約いただくお客様。

今回めずらしく夕方にご予約いただきました。

本当は、昨日の夜にしたかったそうなのですが時間の都合がつかなかったのです。

で、お疲れのようなのでフット&ボディの組み合わせコースでたっぷりじっくり施術いたしました。

最初フットが早い段階でウトウトとされてましたので、ずいぶんとお疲れだった模様。

硬かった首肩周辺も終わり頃には、やわらかくなっていて終わった後は大分スッキリされたようで


「あれ?腕もちょっと上がりにくかったのがスムーズに上げられるようになってる!」

とのことで、良かった~!


かなりリラックスされたようで、

「本当は今日はこの後、仕事戻る予定だったけど、すっかりくつろぎモードに入ってしまってから、もう職場には行かない。やっぱり、いつものように仕事終わりで来る方がいいですね。」

とおっしゃってました。


そうなんです。

リラックスすると副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になると、体は血圧が下がって血流も良くなり、筋肉も弛緩します。

休息の神経ですから、お仕事帰りの緊張状態を解きほぐして、心身をリラックス=副交感神経優位に切り替えておいてから、眠りについた方が寝つきいいし、質の良い睡眠も得られます。
結果、疲労回復につながります。


お仕事のしすぎ・ストレス・心配etcでうまくリラックス出来ず、神経が興奮してて寝られないという時にも、とってもおススメです。


逆に、お仕事モードの緊張状態=交感神経優位に戻すのには、えいっ!と気合入れないと難しいかもしれませんね。


忘れてはいけないのは、人間の体は、一日の内で交感神経と副交感神経を交代しながら健康を保っているということです。

バランスが大事なんですね。

どちらか一方だけ優位になりすぎる=疲れすぎてる、リラックスしすぎてる、という状態は自律神経失調症を招きますから、バランスよく切り替えできるように、サロンをご利用いただくのがベストだと思います。





2016年3月4日金曜日

入浴効果を高めるもの

入浴剤ってつかわれていますか?

これは、疲労回復効果のある入浴をさらに効果的にするオプションになりますね。

ゆっくりお風呂タイムを楽しむなら入浴剤とつかうのはとてもぴったりなアイテムです。

種類も色々とあるので、今回は、それらの違いや効果についてお話してみたいと思います。

よく店頭でみる市販の硫酸ナトリウムが主成分の粉タイプの入浴剤は、体が冷えにくくなる保温効果に優れています。

泡のでる炭酸ガスタイプは、発生する炭酸ガスが抹消血管に入り込み、血流がよくなり新陳代謝がUPします。
スーパー銭湯でも、炭酸ガスのお風呂があって人気ですよね。体に泡がつくのが面白くて私もよく入ります。

バスソルトは、塩の効果でこちらも体が冷えにくく、発刊作用もあるのでむくみが気になる方にもおすすめです。

乳液タイプは、保湿効果に優れているので乾燥肌の方におすすめです。冬の乾燥する時期にぴったりです。

これに続いていて有名なのがアロマオイルですね。こちらはどちらかというと香りの効果を期待したものです。この香りのお話は長くなるのでまた今度。

お風呂はご自宅でもできる手っ取り早く疲労回復期待されます。

疲れた時はちょっとお風呂入るのはおっくうになりがちですが、アイテムをつかって楽しい気分になれるとお風呂入る良さも体験できると思いますので、お試しになってみてください。