2017年1月27日金曜日

ぎっくり腰になっちゃったら③

引き続き、ぎっくり腰。

痛みの出た場合は、どうしたらいいんでしょう?

人によって痛みの出方が違うのですが、安静にしても痛みが出て

発熱や冷や汗がある場合は、病院へ行かれることをお勧めします。

痛みのある場合は、炎症が起こっているため冷やす方が良いです。

寝る時は、仰向けの時は膝を立てたり膝裏にクッションを当てておくと

腰への負担が減ります。

また、横向きで膝の間にクッションを挟んでおくのもオススメです。

多くの場合は、1~3日くらいでだんだんと痛みは和らいで、4日くらいからはストレッチして

腰周辺の筋肉を緩めていってあげるのが良いといわれています。

但し、痛みのない範囲でするようにしましょう。

腰を支えている筋肉は、腰の筋肉だけではありませんので、

足の筋肉、お尻、骨盤周り、背中、肩甲骨周辺の筋肉も間接的に

腰を支えています。

ですから、腰周辺の筋肉をしっかりほぐしてやると腰への負担も

軽減されます。

それぞれの筋肉が柔らかくなると衝撃にも耐えられる体になると思いますので、

体全体を柔らかくしてぎっくり腰にさよならすることをおすすめします。

また、長期間の痛みが続いて回復傾向がなかったり、しびれが出るのは別の要因が考えられます。

内臓の疾患でも腰痛の症状が出ることもありますので、病院で診てもらうことをオススメします。



2017年1月20日金曜日

ぎっくり腰になっちゃったら?②

ぎっくり腰のお話第2弾です。

ところで、ぎっくり腰ってどうしてなっちゃうんでしょうか?

腰には、腰椎(ようつい)と呼ばれる骨があって、

その部分には、椎体(ついたい)とよばれる骨が積み重なっています。

椎体と椎体の間には、椎間板(ついかんばん)という骨と骨のクッションになってくれる

ゼラチン状のぷよぷよした部分があるのですが、この椎間板が傷ついたり、

椎体と椎体をつなぐ関節に障害が起きて痛みが発生するといわれています。

その痛みの起きる原因というと、ざっくり言うと筋肉の慢性疲労によることが多いといわれています。

よく言われていますがぎっくり腰になる前にすでに

腰の周辺の筋肉が疲れて硬くなっていることが多いです。

そして、その疲れに気づかないまま腰に負担がかかる体の使い方をしていると

とうとう限界が来たときに、ギクッと腰の関節に障害が起きて痛みが発生します。

筋肉の衰えや運動不足、栄養不足や睡眠不足など複数要因が考えられますが、

体の回復する機会を失っていくと疲労が蓄積しますので、疲労を溜めてしまうことが

ぎっくり腰への第一歩になってしまうので、ご注意ください。




2017年1月13日金曜日

ぎっくり腰になっちゃったら?①

先日、ぎっくり腰になった方がいらっしゃいました。

この方、過去にぎっくり腰になったことがあるそうで、

年末からずっと忙しくて疲労もたまってた様子です。

さて、ぎっくり腰ですが痛みのある間は

痛めている箇所は炎症が起こってる可能性あります。

ジッとしていても痛みがあるくらい辛いときは、無理に施術は受けない方が良いですね。

無理にすると却って痛みがひどくなることがあるからです。

今回のお客様は、立ったり歩くのは大丈夫そうで仕事もされてくらいの状態なので、

痛みのある腰の部分は触らない、という前提でお受けいたしました。

痛みなく動かせる範囲で足のストレッチをして、お尻の筋肉と太ももからふくらはぎ、

足首、足裏まで下半身を徹底的にほぐしました。

これによって、腰にかかる負担を軽くして少し症状を軽くすること目指しています。


ぎっくり腰は、炎症の痛みであるので筋肉を緩めても痛みがすぐなくなるということは、

なかなかないのです。

それよりも、痛みのある間は、安静にしておいて、

動けるようになってから筋肉が硬縮しないよう施術をする方が良くなるのが早いです。

そもそも、ぎっくり腰の原因は、長年の腰周辺の筋肉疲労なので治るには

それなりに時間を要するため、焦らないことが大切です。



2017年1月6日金曜日

腸運動と自律神経

皆様は、どんなお正月をお過ごしだったでしょうか?

私はというと、いただいた牡蠣にしょっぱなから大当たりしまして、

寝正月で終わりました。なかなかの辛さでした。

今は、ご飯は普通のものを食べられますが、

まだちょっと胃もたれ気味です。


で、せっかくの体験なので(笑)これにからめて今回は腸のお話。



腸を動かすのは、自律神経。

腸は筋肉と違って脳の命令では動きません。

その証拠にたとえ脳死状態であっても、腸はきちんと消化活動を行います。

代わりに腸の運動をコントロールするのが自律神経。

促進するのが副交感神経、抑制するのが交感神経です。

促進しすぎると下痢、抑制しすぎると便秘になります。


そして、腸がスムーズに動くには副交感神経が優位になり

そこから神経伝達物質のセロトニンの分泌により

腸に動くよう命令がおりてぜん動運動がはじまります。

セロトニンは、脳の神経伝達物質として有名な気がしますが、

実は、脳より腸の方に多く存在していると言われています。

全体の90%は、腸にあるといわれていて、脳にはわずか2%ほどなのだそうです。


腸の動きにここでも自律神経が重要な働きをしているんですね~。

健康な腸の動きになるには、バランスのとれた自律神経の動きが必要になりますから

ストレスやリラックスの切り替えや日々の規則正しい生活、運動、食事が大事になってきますね。


皆様も自律神経のバランスを整えて、健康的な腸ライフをお送りください。


2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


旧年中は、たくさんの方々と出会うことでき、たくさんの感動とたくさんの気づきをいただいた

すばらしい1年でありました。ご来店いただき誠にありがとうございました。

今年も引き続き、皆様が”元気”になれるお手伝いができるよう頑張りますので、

今後ともどうかよろしくお願いいたします。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。