2017年1月6日金曜日

腸運動と自律神経

皆様は、どんなお正月をお過ごしだったでしょうか?

私はというと、いただいた牡蠣にしょっぱなから大当たりしまして、

寝正月で終わりました。なかなかの辛さでした。

今は、ご飯は普通のものを食べられますが、

まだちょっと胃もたれ気味です。


で、せっかくの体験なので(笑)これにからめて今回は腸のお話。



腸を動かすのは、自律神経。

腸は筋肉と違って脳の命令では動きません。

その証拠にたとえ脳死状態であっても、腸はきちんと消化活動を行います。

代わりに腸の運動をコントロールするのが自律神経。

促進するのが副交感神経、抑制するのが交感神経です。

促進しすぎると下痢、抑制しすぎると便秘になります。


そして、腸がスムーズに動くには副交感神経が優位になり

そこから神経伝達物質のセロトニンの分泌により

腸に動くよう命令がおりてぜん動運動がはじまります。

セロトニンは、脳の神経伝達物質として有名な気がしますが、

実は、脳より腸の方に多く存在していると言われています。

全体の90%は、腸にあるといわれていて、脳にはわずか2%ほどなのだそうです。


腸の動きにここでも自律神経が重要な働きをしているんですね~。

健康な腸の動きになるには、バランスのとれた自律神経の動きが必要になりますから

ストレスやリラックスの切り替えや日々の規則正しい生活、運動、食事が大事になってきますね。


皆様も自律神経のバランスを整えて、健康的な腸ライフをお送りください。