皆様は、どんなお正月をお過ごしだったでしょうか?
私はというと、いただいた牡蠣にしょっぱなから大当たりしまして、
寝正月で終わりました。なかなかの辛さでした。
今は、ご飯は普通のものを食べられますが、
まだちょっと胃もたれ気味です。
で、せっかくの体験なので(笑)これにからめて今回は腸のお話。
腸を動かすのは、自律神経。
腸は筋肉と違って脳の命令では動きません。
その証拠にたとえ脳死状態であっても、腸はきちんと消化活動を行います。
代わりに腸の運動をコントロールするのが自律神経。
促進するのが副交感神経、抑制するのが交感神経です。
促進しすぎると下痢、抑制しすぎると便秘になります。
そして、腸がスムーズに動くには副交感神経が優位になり
そこから神経伝達物質のセロトニンの分泌により
腸に動くよう命令がおりてぜん動運動がはじまります。
セロトニンは、脳の神経伝達物質として有名な気がしますが、
実は、脳より腸の方に多く存在していると言われています。
全体の90%は、腸にあるといわれていて、脳にはわずか2%ほどなのだそうです。
腸の動きにここでも自律神経が重要な働きをしているんですね~。
健康な腸の動きになるには、バランスのとれた自律神経の動きが必要になりますから
ストレスやリラックスの切り替えや日々の規則正しい生活、運動、食事が大事になってきますね。
皆様も自律神経のバランスを整えて、健康的な腸ライフをお送りください。