2011年8月5日金曜日

アロマと医療

先月、講演聞きに行ったのをきっかけにもう少し医療とかかわっているアロマについて調べてみました。

聖路加看護大学紀要に掲載されている中に「看護分野におけるアロマセラピー研究の現状と課題」という論文を見つけたので読んでみると・・・

アロマセラピーを受けても生理的指標(心拍・脈拍数・血圧・体温など)を用いての測定では大きな変動はなく、有効性としての結果は得られなかったそうです。

ここでは、アロマが人に与える生理的効果は、大変微細な変化であると結論づけていました。
でも、だからこそ逆にアロマは疾患をもつ人にも使用できるのではないかと結んでいます。

それよりも自律神経への影響の方が大きく認識されており、研究結果でも睡眠促進、筋緊張の緩和などの変化があらわれているそうです。薬理よりリラックス効果の方が優位なんですね。

人は、緊張を解きリラックスすることにより不安感が薄れ痛みの軽減につながっていきます。そのリラックスを促すものとしてアロマは注目されていて、病院でも積極的に取り入れられるようになってきているそうですよ。 これからもっともっと増えていくのではないでしょうか。





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